「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」村上龍


はじめての夜 二度目の夜 最後の夜 (集英社文庫)

はじめての夜 二度目の夜 最後の夜 (集英社文庫)


村上龍もう一冊、
たぶん「69」と一緒に買って忘れてた本。
何で買ったのかも、買ったことも覚えてなかった。。。


主人公は同じ(同性同名の別人かもしれないが)で、
小説家として成功を収めて40前後の男になっている。


中学時代の初恋の女性との三度のデートを交わし、
ハウステンボス内の高級レストランで食事しながら
過去の思い出等を振り返る。
それが出てくる料理に重ね合わされたりする。
その辺の構成はさすがに上手いと思った。
ただ、、、
村上龍の小説にしては全編あまりに穏やか過ぎた。
感傷的過ぎる。


章ごとのタイトルも料理のタイトルになっていて
妙にコジャレてるし。


それにしても
二人の会話が出来すぎていて・・・
こんな女性は実際にはいないんだろうなと思う。


★★☆☆☆