「あしたはうんと遠くへいこう」角田光代


あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)

あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)


うん、これはちょっとイマイチだった。
まあ、たまにははずれもあるだろう。
なんだか、女子大生、OLたちの
パジャマパーティに紛れ込んだ感じだ。
あまりに女性的な視点過ぎて全然感情移入できない。
もともと恋愛小説自体
あまり読まない方だからというのもある。




結局何だったの、という話だ。
主人公は冒頭から終りまで、
盲目的な恋を繰り返すだけで、
何も発展がない。


彼女お得意の毒の効いたくだりも
ほとんどみられず、
全体に物足りない感じ。


そして今の自分は
こういうもの読んでる場合じゃないんだと自嘲する。


★☆☆☆☆