「日仏現代美術交流展」


フランスと日本それぞれ5人のアーティストによる展覧会を見に、
Bank ART 1929 Yokohama, Bank ART Studio NYKに行ってきた。



フランスからはボルタンスキーと彼が推薦する4人の作家。
日本からは彼の門下生である松本春崇と彼がセレクトした他4名が参加。
その中に前から見たいと思っていたさわひらきが参加していて、
「unseen park」(2006)が上映されてた。
思った以上の大画面で驚いた。





現実の遊園地をバックに
コラージュされた生き物や乗り物がゆっくりと漂う。
おそらく誰しもが感じたことがあるであろう
このメルヘンチック、ノスタルジックな感覚。
しかしこの一言では言い尽くせない世界観が広がっている。
もっと非現実的な不確かな感覚。


多分これは同世代だから深く共感できるものだと思った。
おそらく彼の(今までの)作品はそういう種類のものだと。
そういうある特定のジェネレーション、ジェンダーにしか
(いい意味で)通じない、あるいは必要とされないアートっていうのも
確実に存在するんだと思う。


さわひらき以外がいまいちで
★★★☆☆